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2011.11.04 副院長日記

ハロウィン

少し前の話になりますが、10月31日はハロウィンでした。
みなさんは仮装パーティーなどして、ハロウィンを楽しみましたか?

 私は、結局今年も何もせずに終わってしまいました。

そんな私ですが、東京の友達Yちゃんから、
お手紙とハロウィンのキャンディが届き、
今年はいつもより、ほんの少しハロウィンを身近に感じられた気がします。
(キャンディをもらったのは生まれて初めてで、とっても嬉しかったです)

キャンディには『Sからも』とかかれていました。

Yちゃん、Sくんありがとう

 お手紙には、「病院頑張ってね」という温かい言葉と、
息子のSくんが「先天性欠如歯」かもしれないと診断されて
不安でいっぱいの気持ちが書かれていました。

 

先天性欠如歯とは、
何らかの原因で歯がうまれつきなく、はえてこない歯の形成異常です。

 

乳歯で約1~2%、永久歯では30~40%の割合でみられます。
今回は友達からの相談でしたが、
3人~4人に一人は永久歯がはえてこない子がいるわけです。
(ちなみに私も親不知が先天性欠如でした。)

 

「歯がない・・・」これ以上親として心配なことはないですよね。
これからどうしたらいいのか・・・不安になられる方も多いはずです。

 

矯正をしたり、インプラントをしたり・・・治療法は色々ありますが、
でもまずは、1~2本の先天性欠如であれば
乳歯をそのまま大切に使うことが一番だと思います。
大切に使えば、30~40歳まで抜けずにそのまま乳歯が残ることもあります。

 

先天性欠如歯の原因は色々ありますが、最近のこどもに多く見られるため、
食生活の変化による退化現象という説が有力です。

 

食材を小さく切らないで、前歯を使って噛み切るといったような、
小さなことの積み重ねが、あごの中でも歯を育てているのです。

 

こどもたちの食育が進み、先天性欠如歯が少しでも少なくなればいいなと思います。
そしてSくんの歯がありますように・・・★
遠く福岡から祈ってます。

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